施術時に氣が上がってしまう。

施術・治療院

おはようございます。
癒手道代表の樋渡さとしです。

人生をより楽しく、健康的に生きる秘訣をつづっています。
問題や課題を抱えている方の気づきになればと思いブログを書いています。


多くのプロの治療家、施術家なら経験する氣が上がることについてお知らせします。

施術時に氣が上がってしまう。

患者さんを押圧する際に力が入ってしまうと施術者の手が患者さんの押圧部分とぶつかり合ってしまいます。
このような場合、患者さんは無意識に力を入れて反発をしてしまいます。
このようなケースを氣が上がっているといいます。

患者さんが反発するとどうなるのか?

患者さんが疲れてしまうのはもちろん痛みもなかなか取れなかったりします。
なぜかというと押圧部分に意識が入ってしまうからです。

患者さんがなぜ痛みや凝りが生じているかというと
無意識に力を入れてしまい結果として凝っているからです。
凝り固まった筋肉や筋の力を意識的に抜こうとしても抜けないのです。
仮に抜けるとしたら、治療院や施術院に通う必要はありませんよネ、

力を入れて施術すると
本来の目的である「症状を取る」ということではなく
さらに症状を悪化させたり、長引かせたりする結果となってしまいます。
そうなると本末転倒ですネ

では、どうすればよいでしょうか?

力を抜いて氣を入れる

力を抜いて氣を入れることによって患者さんは氣持ちが良いと感じます。
患者さんは全身の力を抜いて施術者の「癒しの手」を受け入れてくれます。
手を当てた患部の凝り固まった部位は自然とほぐれてくるのです。
筋肉は緊張状態では力が入り凝り固まりますが、氣持ちが良いと感じると弛緩状態となり凝りは無くなります。

 

次は、氣が落ちている時のメリット、
気が上がっているときのデメリットをお伝えします。

メリット・デメリット

先ずは、施術中に気が上がってしまうデメリットから案内します。
気が上がってしまっていると施術家が押圧する手と患者さんの患部との間で
手で押される圧迫感からストレスを感じて患者さんは無意識に反発をしてしまいます。
それが原因で患者さんは疲労感を感じたり、必要以上の痛みを感じたりします。
そして、施術家は必要以上の力を使っているために1日に数人程度の施術だけで疲れてしまいます。

施術家自身も前腕、ひじ、上腕、後背筋など必要以上に力をいれてしまい、身体の痛みを訴えるという結果になります。
「身体が持たないのでもう治療院を辞めようと思います。」という声もよく聞きます。


次に氣を落とすことのメリットをご案内します。

氣を落とすことによって施術家自身の思考が安定し必要以上のことを考えず、無駄な力も入らなくなることによって患者さんもリラックスして施術を受け入れてくれます。

施術者の癒しの手と患者さんの患部が調和されて緊張していた筋肉が程よく緩んでくれます。施術者は眼の前の患者さんのことのみに集中ができるようになりますので施術結果もよくなります。

施術家として、身体的に疲労感がありませんので長時間、多くの患者さんを施術することが可能です。



家族で慢性的な疾患を抱えている方はもちろん、がんや膠原病、リウマチなどで痛みを抱えている方へ施術する方、本職として施術、治療をされる方は是非試されてみてください。

もし、試されてみてわからないことなどあれば問い合わせフォームより質問してください。

癒手道では、
癒しの手を極めるためにメンバーには
精神的に安定する方法を実践してもらったり
人の身体に手を当てるときに相手の感覚、自分の感覚が
調和状態になるように「感覚部分」をマスターしてもらっています。

自他ともに調和状態になる癒しの手をマスターしたい方、
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まず、氣功セミナーで体感してみてください。

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